平成28年度第61回「卒業証書授与式」を行いました

卒業生 46名


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 さる3月1日(水)に平成28年度第61回「卒業証書授与式」が行なわれました。4年生33名と3修制を利用しての卒業生が13名、合計46名が巣立っていきました。昨年度、3修制を利用しての卒業生は11名おりましたので、平成25年度入学生44名が卒業を迎えたことになります。
 4年間、本当に良く頑張りました。アルバイトをしていた者も多く、仕事と学校を見事に両立させ、それぞれの進路へ進んでいきました。

 この日のために、北海道札幌稲穂高等支援学校の生徒がキャンドル100個を作ってくれました。卒業式前に生徒会執行部、演劇部の生徒と教職員が一緒になりアイスキャンドルを完成させ、灯りをともし卒業生を迎えました。

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○卒業生がその思いを語った「答辞」全文載せておきます。


答 辞

 少しずつ寒さが和らぎ、春の訪れが感じられるようになってきた今日のこの佳き日に、私たちは卒業証書を手に北海道札幌北高等学校定時制課程を卒業することとなりました。本日は私たち卒業生のために、このような心のこもった式を挙行していただきまことにありがとうございます。卒業生を代表して心からお礼申し上げます。

 今思えば四年前、私たちは多くの期待と不安を抱きながら入学してきました。夕方から始まる学校生活とはどういうものなのだろうか、勉強にはついていけるのだろうか、友人や思い出はできるだろうか…一年生の頃は初めてのことに戸惑うことも多く、何よりも夜学校に通うということが考えていた以上に大変で、先生や先輩たちに助けていただきながら何とか定時制での学校生活というものに慣れることができました。やがて気が付けばなんでも話せて、励まし合い助け合える友達もでき、そんな友人たちとの何気ない毎日の積み重ねがいつの間にか大きな安心にかわっていきました。そして学年が上がるにつれてその絆もより強いものになっていきました。学校祭や体育大会などの行事では、普段はなかなか見られない意外な一面や才能、その人らしさを発揮しあい、認め合いながらクラスや学年としてまとまっていきました。同時に先輩や後輩たちとも交流することができ、人間関係を広げることができました。
私は四年間生徒会執行部で活動してきました。最後の一年間は、生徒会長も務めさせていただきました。他人との関わりが苦手で、人前で話すことも苦手だった私が、今振り返って見ると、生徒会執行部で得た経験は本当に大きいものでした。一つの行事の成功に向けて話し合い、意見をまとめることの大変さ。全体のことを考えながら物事を進めていくことの難しさと、その時にわかるいろいろな立場の人からの協力や応援、そしてその人たちへの感謝など…間違いなく生徒会の活動をしなければ、経験できなかったことだと思います。顧問の先生や友達、後輩達にもよく心配や迷惑をかけました。それでも私が悩んでいる時にはきちんと話を聞いてくれて、私が駄目な時には厳しく叱ってくれる、そんなふうに親身になってくれる先生や友達がいてくれたから、私は最後まで生徒会長としての責任を果たすことができたと思っています。その心からの叱咤激励には「ありがとう」の一言では感謝しきれないほどです。日々、時間が過ぎていくのは本当にあっという間です。高校生活の中の一日一日を、その時その瞬間を、在校生のみなさんには大切に過ごしてほしいと思います。四年間という時間には限りがあります。自分で目標や意識を持って行動をするか、しないかで、得られる経験も、大きく変わると思います。今という時間は一度きりです。後悔してほしくありません。
今は共に学んだクラスメイトや指導してくださった先生方に、これまでのように毎日のように会えなくなると思うと寂しさを感じます。夕焼けの中を学び舎に通うことも、友達と当たり前に毎日学校で会って話すことも、この先できなくなると思うと寂しさが胸にこみ上げてきます。

 私たちはこれからそれぞれの道へと進んでいきます。今日までこの北定で学んだこと、経験したこと、仲間とともに過ごした日々や思い出を胸に、大きな困難や壁にぶつかっても、自分を信じて夢に向かって歩いていこうと思います。在校生のみなさんも、悔いの残らない充実した学校生活を送ってください。

 最後になりましたが、私たち北海道札幌北高等学校定時制課程六十一期生四十六名は今日をもって卒業します。今まで私たちを支えてくださった先生方、保護者の方々に心からお礼を申し上げるとともに、皆様のご健勝と北海道札幌北高等学校定時制のさらなる発展を祈りつつ答辞とさせていただきます。 

                            平成二十九年三月一日

                                         卒業生代表