お知らせ

ご挨拶

 北海道札幌北高等学校長 佐賀 聡 

 札幌北高等学校ホームページへアクセスしていただき、誠にありがとうございます。

 本校は明治35(1902)年、北海道庁立札幌高等女学校として開校し、昭和23(1948)年、新学制実施により北海道立札幌女子高等学校へ転換、昭和25(1950)年、北海道札幌北高等学校と改称し男女共学となりました。昭和28(1953)年には定時制課程が設置され、これまで全日制43,566名、定時制4,329名、合計47,895名の卒業生を輩出しています。本年、創立122年目を迎えた伝統を有する学校です。

〇校章は、「髙」の字を中心にして、6つの北の文字と鋭いペン先を六角形の雪の結晶として組み合わせ、石狩の雪の大地に強く生き、ひたすら学び続ける真摯な学徒の姿を象徴している、とされています。

〇スクール・ミッションは、

北高訓「寛容・進取・良識」を尊重し、自立し、【   】、よりよい社会を創る人になる

 スクール・ミッションに空欄【  】がある学校は日本で唯一かもしれません。これは生徒が自分自身でパーパス(purpose 目的。具体的な目標であるgoalと区別する)を立ててほしい、スクール・ミッションを自分事として意識してほしいという願いを込めています。

〇コンピテンシー・ポリシー(育成を目指す資質・能力に関する方針)は、

【自分に

  関わる力】

①自己を大切にする力(自己肯定感・援助希求・自己管理力)

②挑戦する力    (向上心、キャリアプランニング力)

③表現する力    (あいさつ、発信力)

【他人に

  関わる力】

①他者を大切にする力(思いやり、社会形成力)

②協働する力    (コミュニケーション力)

            (多様性を受け入れる力)

【課題に

  対応する力】

①課題を発見する力  (観察力・洞察力)

②自ら考え判断する力 (思考力・計画力)

③解決する力        (遂行力・調整力)

 

 と設定し、基礎的な学力もちろん、大学や専門学校などの上級学校進学に必要な力、就職にも役立つ実践的な力を身に付けられるような授業、さらには、卒業に必要な単位を3年間で修得できる三修制も実施しています。 また、行事や部活動にも自主的に取り組むことができるよう温かくサポートしています。

 本校のアドミッション・ポリシー(入学者の受け入れに関する方針)は、①多様性を尊重し、仲間を大切にできる生徒(寛容・良識)、②学ぶ姿勢を持ち、未来を信じて挑戦できる生徒(進取)を求めています。生徒一人一人の多様な可能性を、高校生活の中で必ずや開花させるため、教職員一同全力サポートします。

 最後になりますが、今後も保護者・地域・同窓会の皆様から愛され信頼される学校づくりに努めて参りますので、今後ともより一層のご支援とご協力をお願いいたします。

                                                                                                令和6年4月