校長挨拶

ご挨拶

                北海道札幌北高等学校長 佐賀  聡

 

 札幌北高等学校ホームページへアクセスしていただき、誠にありがとうございます。

 本校は明治35(1902)年、北海道庁立札幌高等女学校として開校し、昭和23(1948)年、新学制実施により北海道立札幌女子高等学校へ転換、昭和25(1950)年、北海道札幌北高等学校と改称し男女共学となりました。昭和28(1953)年には定時制課程が設置され、これまで全日制43,876名、定時制4,349名、合計48,225名の卒業生を輩出しています。本年、創立123年目を迎えた伝統を有する学校です。

〇 校訓は、「寛容・進取・良識」

〇 スクール・ミッションは、

 北高訓「寛容・進取・良識」を尊重し、知性を高め、【   】、よりよい社会を創るために貢献する人材の育成

  スクール・ミッションに空欄【  】がある学校は日本で唯一かもしれません。
 これは生徒が自分自身でパーパス(purpose 目的。具体的な目標であるgoalと区別する)を立ててほしい、スクール・ミッションを自分事として意識してほしいという願いを込めています。


〇 コンピテンシー・ポリシー(育成を目指す資質・能力に関する方針)は、

【知識及び技能の習得】

何を理解しているか

何ができるか 

各教科の知識・技能/異文化の理解/多様性の理解/傾聴する技能/コミュニケーションの技能/情報を扱う技術

【思考力・判断力・表現力等の育成】 

理解していることをどう使うか

論理的・批判的・創造的思考力/課題を発見・解決する力/情報を分析・判断する力/表現する力

【学びに向かう力・人間性等の涵養】

どのように社会・世界とかかわり、よりよい人生を送るか 

主体的に実践する力/自己を理解し管理する力他者と協働する力/社会を多角的に見る力/責任感/健康を保持・増進する力

 このような北高生に身につけてほしい16の力を掲げ、「ブレインズオン」、つまり「なんとか理解しようと、熱心に考え、もがいでいる状態」をキーワードとして、主体的・対話的で深い学びを生徒と教員でともにつくりあげる北高スタイルが伝統として受け継がれ、各教科・総合的な探究の時間・特別活動等すべての教育活動において取り組んでいます。
 また、学びの目的と志望大学合格という目標を二つとも達成しようと教員と生徒、生徒同士が信頼し合い、リスペクトし合う関係にあります。志を高くもって自分の道を切り開いていこうと考えている人は、ぜひ、本校でチャレンジしてほしいと思っています。
全力で皆さんをサポートをしていきます。
 
 最後になりますが、今後も保護者・地域・同窓会の皆様から愛され信頼される学校づくりに努めて参りますので、今後ともより一層のご支援とご協力をお願いいたします。                 

         令和7年4月